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Virtual Art Book Fair

Rafaël Rozendaal Exhibition

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Martijn van de Griendt, Arnon Grunberg, Marcel van Roosmalen, Marieke Lucas Rijneveld, Joris van Casteren, Connie Palmen

Art, photo and architecture books

アムステルダム国立美術館が 1975 年から続けてきた栄誉ある『For Dcument Nederland』展シリーズはオランダ人の写真家に現代の社会問題をテーマにした作品を作らせるプロジェクトで、今回与えられた課題は「24 時間回り続ける経済」というシンプルなもの。マルタイン・ファン・デ・フリントが、常に「ON」の状態であることを要求する社会を写真に記録した。セルフィーの世界、ハッピネズ・フェスティバルやファッションウィーク。ファン・デ・フリントのギラギラしたストリート写真は縁なし印刷でページを覆い、判型の大きさも相まって私たちをすんなりと写真の世界へと誘い込む。ある種の厚かましさを感じるが、それこそこの写真作品が求めていることでもある。半光沢の紙を選択したことが功を奏しており、まるで脂の筋のようにところどころ挿入されたテキストページの非光沢紙との心地よい対比を生み出している。キャプションは後半のページにまとめられ、それもうまく機能している(「[25] Father and son weekend at Scoutingclub St. Radboud in Santpoort」といったように)。引用、タイトルの単語、作家名、クレジットなどの細かいテキストがダストカバーとグレーのボール紙でできた 4 枚のカバーページ上に散りばめられている。タイトルの「hier=ここ」は背表紙に配置され、フェスティバルに参加していながら instagram に明け暮れたり、休暇を過ごしているのに Facebook を見たりするなど、「ここ」と「そこ」に同時にいる感覚を効果的に表している。ダストカバーに写真は「載せられて」おらず、番号が振られた灰色の四角形が、中ページの写真に呼応している。知的に作られ、熟慮を経た素晴らしい成果を生み出した。


出版社: Martijn van de Griendt, Haarlem in association with Gloude Publishing, Amsterdam
デザイン: Inedition (Eva van der Schans), Haarlem

カテゴリー: アート、写真、建築
編集:Wanda Gloude, Stef Verhoeven
言語:オランダ語
写真:Martijn van de Griendt
イメージ編集:Eva van der Schans, Martijn van de Griendt
編集:Wanda Gloude, Stef Verhoeven
リトグラフ:Wilco Art Books (Mariska Bijl), Amersfoort
印刷:Wilco Art Books, Amersfoort
製本:Boekbinderij Patist, Den Dolder
フォント:Agipo (RP Digital Type Foundry), Neue Helvetica (Linotype)
サイズ(ミリ):240 x 320 x 10
ページ数:168
発行部数:1,000
価格:€ 34.99
ISBN:978 94 93041 189
本文用紙:130gsm Magno Satin (Sappi Europe), 90gsm Munken Pure Rough (Arctic Paper)
カバー:320gsm Parelgrijs Karton (Koninklijke Moorman Karton)
ダストジャケット:120gsm Curious Metallics Cryogen White (Antalis)
製本方法:糸かがりソフトカバー、表紙計 4 ページ縫い込み、透明に糊付けされた背の上にダストジャケット。